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2010年12月

今年のいいわけとけじめ 

大晦日なのに全くそんな気がしない。仕事をしていないと日付の感覚も曜日の感覚も、物凄く鈍感になる。そのかわり、時間と季節の移り変わりには敏感になるかもしれない。動物のよう。

今年は数えの33歳で厄年でした。作家としては何も出来なかったから、そう言われればそうかもしれないし、考えようによっては人生経験の年、生活することに向き合うために立ち止まった年だったのかもしれない。

新年早々妊娠をして、いつかは子供も欲しいし、結婚もしたかったけれども、生活が変るのが怖くて暫く悩んだ。けれども自分の性格上決断を伸ばしてもだらだらと同じような日々を送るだけだろうと思い決断。(旦那さんが尋常じゃなく優しいので、色々甘えられると思ったところも無きにしも非ず…。)それからはつわりでだらだらしつつも仕事をゆるゆると続ける、4月からは結婚式の準備でパタパタ、6月に親族だけ(と言っても多いが)の結婚式を挙げた。

結婚式が終わってひと段落ついて、妊婦の定期健診(3週間毎だった)に行くと、赤ちゃんの心臓が動いていなかった。6か月半だった。それから2日後に入院、入院して4日目に小さいお産、退院して小さいお葬式。私は弱虫の泣き上戸なので、あたり構わず泣き散らしていた。死因は自分にも旦那さんにも非の無いことだったと思うが、それでもネットで同じような人を探したり、原因について調べたり、浅く宗教的なことを考えたり、ぼんやりとした日々を送った。8月からは仕事も再開して、少しづつ回復、9月になったらほぼ回復して、諦めていたハネムーンを10月に予約した。

しかし何だか調子がまたおかしい、分かってはいたが知らんぷりしてトルコへのハードなハネムーンを楽しく終え、帰って妊娠の検査をすると陽性だった。(眠かったし、折角の大好物の羊に積極的になれずに残念だった、でも楽しかったから良い、子からのプレゼント!)死産の事は仕事の関係の人には言ってあったし、アシスタントの仕事は重いものを必ず持つし、家族にも心配を掛けてしまうので、11月からはまたつわりを言い訳にゆるゆる悠々自適生活を送り今に至る。

今は妊娠5カ月に入り、世間では安定期と言われている期間に入っているので、そこまでは心配していないつもりでいるけれど、前回の事があるので、たまに物凄く不安になることがある。羊水検査をしようかと物凄く悩んだり(とても難しい問題だと思う。)、あんまり動くと臍の緒が絡まってしまうのではないかと運動を控えて太ったり(杞憂だとは分かっているけれど怖いものは怖い)、胎動を確認し過ぎてしまったり(前回はそんなに胎動が強くなかったし、結婚式の事でバタバタしていて、なくなったのに気付いてあげられなかった、これも仕方のないことだけれど)、普通の人よりもちょっと心配性な妊娠生活を送っている。

それでも私は基本的には頑健に出来ていて、もし今回が駄目でも年齢的にもチャンスがあると思っている。けれど色々な人の体験談を読んだりするうち、私より高齢だったり、不妊治療をしている人にとっては、流産や死産は比べ物にならない深刻さだ。これは、その人達が悪いということは全くなく、社会の雇用体制の問題なので、やはりもっと女性の政治家を増やさないと、などとも改めて考える。それと、私の周りには、仕事や今の生活が充実していたり、それについて悩んだりしていて、子供が欲しいと思っていても結婚をためらっている人には、でき婚でも策略婚?でも何でも良いから産める内に産んで欲しいと身勝手に思ってしまう。自分が死産せずに普通に産んでいたら、そんなことは思わなかっただろうけれど。

それと、病院の気遣いで、私の病室は産婦人科では辛いだろうということで、隣の癌の患者さん達と一緒だったけれど、若い人も沢山居て頑張っているのを見て、自分の健康を感謝したし、もっと沢山の人々の事を考えよう、ちゃんと見よう、と思った。

作家活動に関しても少し変化があって、去年までは展示には殆ど自分が行って手を動かして展示をしたけれども、今年は体の事もあって、展示の搬入を人にお願いすることが多かった。以前は海外の展示には自費でも行っていたけれども、今年は行かなくても大丈夫だという事が分かった。(今年はソウル、クアラルンプール、大阪、台北、パリ、ベルリンにちょっとずつ作品を出したり写真集を持って行って貰ったりした、あ、今はロンドンでも展示して頂いている、本当にありがたいです。)近場の展示でも、個展と、横浜フォトは自分で展示をしたけれど、リングキューブは監督のようだったし、一点だけの出展も二つあり、それは近いのに見に行かなかった…、ものぐさになったものだ。(精神的に閉じていたのもある。)

それと、スライドショーに大分慣れて来たと思う。横浜フォトは自分のせいで段取りが悪くて、話したいことが全然話せず自己嫌悪に陥ったけれど、それを教訓に六本木アートナイトの時は家で時計を見ながら練習したし、フォトグラファーズサミットの時は、ちょっとの練習で(でも少しは練習する)、沢山のお客さんの前でもそんなに緊張しないで出来るようになっていて自分でもびっくりした。これはたまにやらせて頂いている講師の仕事で、人前で話すのに慣れてきたせいもあると思う。

来年は夏に出産を控えて、自分をうまくコントロール出来るか分からないけれど、若かりし頃からの長らくの悩み、自分の経済や色恋沙汰に悩むことがきっと殆ど無いと思うので(辛かろうとも愚痴の一つも言わず支えてくれる彼に感謝感激雨霰!)、制作に集中出来るはずだ、きっとそうに違いない、飛躍の年にする。(育児の事は頭からすっかり抜けてしまっているけれど…。)新作沢山作ります、どうぞ見てやって下さい。

小さな報告

むかごは、実家に持っていて素揚げにして貰った。ちょと皮が固かったけれどもちゃんとむかごだった。10粒位残しておいて、庭に蒔いた。うまくいけば来年また食べられるかもしれない。(家で作る野菜は大抵皮が固い。それで自然なのかもしれない。最近植えた京菜も、間引きしたのを食べたらまだベビーリーフのくせに固い!)

今は夏からのピーマン三色、スナップエンドウ、ソラマメ、ちから菜、京菜、カブ、ベビーリーフを育てているが、冬になると日当たりが悪く、皆遅々としている。でも冬至が過ぎたのでワクワクもしている。

今年は、カエルの冬眠が非常に遅い。ここ5日位の寒さでやっと静かにはなったが、去年は11月の半ばには完全に冬眠していたので、一月半も遅れている。冬眠の時期を予想して餌を与えていて、カエルは消化に時に2週間掛けるので、10月の半ばから餌を減らし、それからはダンゴムシしか与えていない。お腹が空いて寝られないのでは、と変な心配をしてしまう。

ヤドカリを越冬させるのは今年が初めてなので、色々温める方法を探った。家は縁側もある日本家屋の一階を借りていて、縁側の方の引き戸は木のさんで、断熱が得意な家ではない。(不完全燃焼があっても一酸化炭素中毒にはなかなかならなそうだ。)夏も冬も外とほぼ同じ気温で、冬の朝なんかは2度を記録したこともある。ヤドカリは沖縄の辺の生き物なので、15度で活動を止め、10度以下になると死んでしまうそうだ。まずヤドカリ用の小さいおもちゃみたいなヒーターを買ったが、それは周りが15度以上無いとならないので、11月の初めにはあまり効果がなくなり、段ボールにヤドカリの家(蓋付きプラスチックたらい)を入れて、ペットボトルを湯たんぽがわりにしたが、皆殆ど動かなくなり…。しかしペット用のヒーターは3000円もしてそれ用にしか使えないので、結局45センチ角の小さいホットカーペットを買った。強弱の調節も出来、最初の2日は恐る恐る弱にしていたが、大丈夫そうなので試しに強にしたら、活発に動いて可愛い。これで冬が無事に越せる気がする。

今年は少しずつ料理をする楽しみが分かって来た。前は仕方無くて作っていたけれど、最近は新しい食材を試したり、好きなものを家で作ろうと思うようになって来た。ごく最近だけれども。9月の誕生日に、旦那さんから大好物のラム肉を沢山貰った。それまでラムは外で食べるものだったが、家で食べても美味しい!つわりがあった時は食べにくかったけれども、これからもちょっとの贅沢と思ってたまに買いたい。それと、結婚のお祝いにストウブのお鍋を頂いたことも大きい。今までのお鍋と調理法が若干違っていて、うまく使うとちょっと魔法が掛かる気がする。美味しいのが出来ると楽しくなる。元々母が料理をきちんとする人なので、自分は全然手伝わなくても、母の味がしっかりしみついていて、その味に近付けようと軌道修正出来るので、つくづく幸せだと思う。自分で野菜を少し育ててみて、マクロビをしている友達や旦那さんの影響もあり、野菜の可食部が増えた。ジャガイモの皮は殆ど剥かなくなったし、ネギも青い所まで食べるし、しいたけのいしづきも、ブロッコリーの茎も、大根や人参やカブの葉も食べる。人参の皮はまだ…。そのうち。野菜洗い用のたわしを買ったり、アクリルたわしを編んだり(割と使える)、生活することが楽しい。梅酒の梅でジャムを作ったり、かりんを砂糖漬けにしたり、ヤーコン食べたりクワイ食べたり…。食材が被写体からきちんと食材になってしまうのが少し怖い…。

あ、時間がないのでこの辺にします。

来年も宜しくお願いします。良いお年を!!

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リコーのリングキューブギャラリー

今シークレット展という展示をしていて、一枚写真出してます。全紙の作品が15000円で買えます。購買希望者多数の場合は抽選だそう。色んな人のが出ています。そんな金額で買えるチャンスはめったに無いと思うので、買いです!
寝る間際、携帯からで詳細を載せる元気が無い、また明日…。

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