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命の認識

東大の博物館でやっている展示を見に行く。行こうと思っていたのにすっかり忘れていて、昨日その展示を知ったサイトを見て思い出したら、2時から動物解剖、と書いてある。その時既に1時50分、慌てて着替えて家を飛び出す。2時半頃着いたら人が30人位並んでいた。大人気で会場に入れなかったらしい。少し待つと内臓の臭いと人の熱気が充満した部屋に案内され、教授が説明をしてくれた。(その日5回目だと言っていた。)片方の翼が剥がされたオオコウモリ、ゾウアザラシの十二指腸から直腸にかけて(30メートル、臭いの原因はほぼこれだろう)、サイの陰茎(デロリと1m位はある巨大なミル貝みたい)、ホッキョクグマの腎臓(人間のと違って部屋が47個に分かれているらしい)が机に並び、一つ一つ素人にも分かるように丁寧に説明をして頂く。自力ではどうやっても見ることが出来ない物なので、じっくり焼き付けるように見た。臭いも鼻にこびりついた。
向かいの机ではホッキョクグマの腕を解剖していた。一つ一つの筋肉を骨から剥がしていき、重さを量って名前を書いた紙を入れてビニールに入れていく。肉屋さんみたい。手も骨も、イメージよりもずっと大きかった。体はどこに行ったのだろうか、内臓も相当量有るはずだ。でも、見る機会は一生無さそうだ。
その後別の部屋で鳥の解剖されたの、も見るが、何のことはない見慣れた鶏肉だった。私もきっとこれ位はして良いはずだと思えた。前に進ませてくれそうな貴重な経験をした、気がする。

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コメント

私は無理です、解剖は。見ていると気持ちが悪くなります。ゆみこさんは平気だったのですか?そういったものから次の作品のヒントを得られるのですか?見方を変えると違うんでしょうが、でも私は無理でしょうね。

投稿: 所坂とも之助 | 2010年3月 2日 (火) 07時17分

所坂さん

肉を食べるんであったら、動物の構造について、命を奪う事についてきちんと知っておかなければならないと思っています。
肉を食べますか?鳥や豚や牛を絞めるところを一度でも見たことが有りますか?
それと前の動物の殺処分の事ですが、本来土に帰って循環すべき、他の動植物の糧となるべき死骸が何の循環にも組み込まれず廃棄されることについてどう思いますか?元々人間が自然界に必要の無い動物を量産しすぎたのがそもそもの問題点ですが、話を摺り替えて感情論的に話すと、私だったら色んな動物に分散して輪廻したいです。色々考えていると話の辻褄が合わなくなって来ますが。
マグロを減らしてイワシや小魚などを食べたり、牛よりか鶏を食べるようにしたり、(鶏肉と同量の牛肉を得るためには8倍飼料が必要だそう)、色々考えたり行動したりすべきだな、と思って暮らしています。中途半端で煮え切らないのですが…。

投稿: うつ | 2010年3月19日 (金) 08時19分

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